>>用語解説  >>お役立ちリンク  >>HOME 













バックナンバー

最新号
No.19
No.18
No.16
No.15
No.12
No.11
No.10
No.09
No.08
No.07
No.04
No.03
No.02
No.01

今回は歯の漂白についてお話します。最近テレビや雑誌などで取り上げられています。ご存知の方も多くおられると思います。
1. 漂白とは
漂白とは歯の汚れや経年的な着色を取り除き歯が持っている本来の美しさを取り戻すことです。漂白は薬剤を用いて化学的に歯を白くするので歯を削らなくて済みます。漂白の対象は天然歯に限られますので人工修復物(被せ物や詰め物)には漂白作用はありません。また漂白には限界があるのでどのくらい白くできるか,そして漂白可能であるかどうかは歯科医と相談してください。
2. 漂白の作用機序
漂白に関するメカニズムはまだ十分に解明されていません。一般的に過酸化水素(高濃度)と過酸化尿素を薬剤と使用します。これらの薬剤に含まれる不安定な過酸化物が歯の内部に入り込んでいる着色物を分解し、また薬剤自体もH2O(水)とO2に分解します。
3. 漂白方法
1.オフィスホワイトニング 生活歯・・・歯の神経のある歯
2.ホームホワイトニング  生活歯・・・歯の神経のある歯
3.ウォーキングホワイトニング 失活歯・・・歯の神経のない歯
1.オフィスホワイトニング(保険適用外)
歯科医院で行われます。薬剤は過酸化水素を用います。低濃度では消毒剤のオキシドールでよくご存知の薬です。日本では薬事法の規制があり今のところは1種類しかありません。短時間で作用しますので治療時間が短くすみます。
2.ホームホワイトニング(保険適用外)
歯科医師の指導の下で自宅でご自身で行う方法です。個人に合ったトレーを作りそのトレーの中に薬剤を入れ就寝時に装着します。1週間2〜3回行います。薬剤は過酸化尿素を用います。アメリカでは主流の漂白方法です。日本で認可された薬剤は2種類で他にアメリカでアメリカ医師会(A・D・A)の推薦を受けている7〜8種類の薬剤を歯科医師が組み合わせて選択しています。(アメリカで販売されている薬剤は薬事法によって、歯科医師以外の方は入手できません)自宅で行うので自由な時間にできますが、医師側が細かく管理できないので誤った使用をすると効果が出ません。
3.ウォーキングホワイトニング(場合により保険適用)
外傷などで歯がその部分だけ暗黒色に着色した場合に用いる方法です。原因は歯の歯髄(歯の神経)が死に、赤血球が歯質の中に入って変色したものです。歯の根の治療をして漂白薬剤を入れてふたを白くします。
4.コーティング
漂白ではありませんが、最近カネボウから発売されたフィーシュを紹介します。これは歯のマニュキュアで自分で直接歯に塗布します。色は2種類で専用の除去液を用いて除去します。(爪のマニュキュアの除去液は使用できません。)化粧品感覚でいつでも必要な時に使用できますが、持続時間は1日くらいですこしずつまだらに取れていきます。それゆえ除去液ですべてきれいに拭き取り、再び塗布すればきれいになります。
5.注意点
漂白はどの方法も1回で終わることはありません。患者さんと歯科医の協力が必要で漂白の結果を大きく左右します。
1度漂白の薬剤を導入すると歯の表面は非常に着色しやすい状態になるので、治療中は色素の強い食べ物、飲み物、喫煙はできる限り避けなければなりません。
1回目の漂白がうまくいき想像以上に白くなって喜んでいたのに2回目の漂白までに色素の強い物の飲食や喫煙によって漂白治療前より黄色くなってしまった例もあります。(その場合でも再度の漂白により白くなります。)研究データには漂白治療後6週間で色調が安定すると言われていますので、治療開始から終了後6週間は色素を再びつけない様に患者さんの協力と努力が必要です。
そして漂白治療後のメンテナンスが重要です。禁忌は無カタラーゼ症の人、重度の呼吸器疾患のある人、金属による変色や重度のテトラサイクリンによる変色は漂白治療ができません。
1度漂白すればその白さが永久に他も保たれる訳ではなく、個人差がありますが再び少しずつ色素が着いてきます。それゆえ治療後の定期検診も欠かせません。何か大変なことだと思われるかもしれませんが、
1.治療期間中は色素の強いものは避ける。
2.治療後の定期検診を受信していただく
この2点を協力して頂くだけで、より白くより長く漂白効果を上げることができます。
アメリカの映画スターや外国人のポスター、芸能人・タレントを見て真っ白な美しい歯(ハリウッドスマイル)にあこがれる方も多くいらっしゃると思います。
最近テレビや雑誌に取り上げられ人々の意識が機能的プラス審美的(より美しく)に変わってきたのでしょう。実際歯の色(口元)が明るくなると印象が変わります。若々しく、華やかな感じになります。対人関係において、目元口元は相手に見られる場所ですので気になるものです。
また歯の漂白は前歯上下全て行う必要はありませんので犬歯だけすることやまた、被せ物が気になるのでやりかえるついでにまわりの天然歯も白くして、白い被せ物(前歯は保険でも白い歯《素材がプラスチックですので変色します。
変色が気になる人や天然歯に近い審美性をお求めの方は自由診療のセラミックがおすすめです。》が作れます。)を作ったり、被せ物が白く浮いた感じなので(経年変化で天然歯が着色したものと思われます。)まわりの歯を明るくする、といったことも可能です。5〜10年前の自分に出会えるかもしれません。

当サイトの画像および内容等を無断で転載することはご遠慮下さい。
【春田歯科医院】 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋 4-18-4 TEL 06-6655-3640
| HOME | 医院案内 | 治療の流れ | ドクター・スタッフ紹介 | インプラント治療 | 審美歯科 | 矯正治療 | 治療費 | 医院新聞 |